医療保険の給付金はいつ支払いされるのか?
2018年11月6日今回は医療保険の給付金についてお話します。
給付金請求の手続き方法
まず給付金請求の手続きには医師の「診断書」が必要となります。この診断書は、保険会社所定の書類であるため、保険会社から直接入手するか、代理店を通して入手します。その診断書を医師に渡して記入してもらうのですが、記入する時点までの部分しか書けないため、一般的には退院時にまとめて書いてもらいます。
ただし退院時すぐに診断書をもらえることもあれば、数日かかる場合もあります。
この診断書と、被保険者が記入する給付金請求書を合わせて、保険会社に郵送して給付金が振り込まれることになるため、退院から数週間後に給付金を手にすることになります。
※保険会社や商品によっては入院中でも、所定の書類を提出することにより早めに給付金の支払いを受けることができるケースもあります。
しかし、ほとんどの方が事前に費用の準備をしたいと考えるのではないでしょうか?
実は、生命保険で入院前にある程度の現金を準備する方法があります。それが「契約者貸付制度」です。
契約者貸付制度とは
これは、解約返戻金の一定割合の範囲内で保険会社からお金を借りることができる制度で、一般的なローンと比べて審査も不要、医師の診断書も不要。インターネットで手続きできる保険会社であれば、かなり早く現金を準備することができます。お金を借りることになるので金利がかかりますが、一般的なカードローンと比べて金利は低いことのほうが多いようです。
仮に貸付利率が年4%の場合、保険会社から50万円借りると借入期間が3か月として返済金額は約505,000円となります。医療保険の給付金が3ヵ月後に支払われたときに全額返済したとすると利息は約5,000円であり、事前に現金を用意したいと考えるのであれば良い方法の一つとなります。
ただし長期間貸付金額の返済が行われなかった場合は、金利で利息が膨らんでしまいますので、必要な分を必要な期間だけ借りることをおすすめします。
この制度を利用するには、解約返戻金が貯まっていなければいけません。解約返戻金を貯めるには、終身保険または養老保険で貯めるのが一般的であり、その解約返戻金の金額の推移などをしっかり確認することが重要です。
このように、万が一の入院に備えるためには医療保険だけが必要と思いきや、実はその他の保険の有無も大切ということなんですね!
もっと詳しく知りたいという方は、≪平和堂ほけん あるプラス≫までどうぞお気軽に♪
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