南海トラフ地震と保険
2017年12月26日今回は、ここ数年騒がれている「南海トラフ地震と保険」について取り上げてみたいと思います。
地震に関する内容はいくつかに分かれるので、今回は「家屋」と「地震保険」について触れていきます。
まず日本は複数の海洋プレートの上にあり、地震が頻発する国であることは周知の事実だと思います。そして大きな地震が起こった際の多くの被害が家屋の倒壊です。
近年起こった大地震による家屋の被害は記憶に新しく、東日本大震災では約13万棟、阪神淡路大震災では約10万棟が全壊の被害を受けました。
しかし、被害の裏側で地震保険が活躍したことをご存知でしょうか?
支払われた保険金額は、阪神淡路大震災では783億円、東日本大震災は1兆2579億円と地震保険加入者に大きく貢献。
被災された方が次の生活へ踏み出す大きな足がかりとなりました。
地震保険って?
地震・噴火・津波による災害で発生した家屋の損失を補償する保険です。
基本的に火災保険とセットでのみ加入出来ます。
今日では年々地震保険への関心が高まり、加入率は上昇しています。
とはいえ、それでも全国で見ると加入率はなんと3割程しかないのが現状です。
もし地震が起こったら・・
このまま南海トラフ地震が起こったらどうなるのか?国の有識者会議より被害予測が都道府県別で発表されています。
大きな被害が見込まれる地域と地震保険加入率を見ていきましょう。
(※加入率は損害保険料率算出機構2016年データより)
愛知・・・・38万8000棟 40.3%
大阪・・・・33万7000棟 31.5%
静岡・・・・31万9000棟 30.4%
高知・・・・23万9000棟 26.0%
三重・・・・23万9000棟 27.9%
以上のように取り上げた地域だけでも約150万棟もの被害が出ると予測されており、日本全体では200万棟を超える被害が出るとまで言われています。
予測通りだった場合、東日本大震災の実に16倍近い被害になります。
そしてこの南海トラフ地震は30年以内に70%の確率で起こると予測されています。
お早めのご検討を!
現状の加入率で行くと、7割に当たる約140万世帯の方がご自身の蓄えから生活を立て直す事になります。
仮に倒壊や損壊が免れないとすると、せめて地震保険をかけておくことで、その後の生活への足がかりにすることが出来ると思います。
実際に地震保険の保険料は最近上がりました。今後も上がっていくのではないかと言われていますので、ご加入されていない方は早めに検討されることをオススメします!
ぜひお近くの《平和堂ほけん あるプラス》までお気軽にご相談ください。
あなたらしい素敵な活き方を応援します♪
≪平和堂ほけん あるプラス≫アル・プラザ茨木 坂倉(さかくら)
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