教育ローンと奨学金
2018年3月14日さて≪平和堂ほけん あるプラス≫では、ライフプランニング(人生設計)をする事により、将来のご家庭の収支バランスや資産状況をシミュレーションする事ができます。
子育て中のご家庭を実際にシミュレーションしてみると、教育費の負担が大きくなる時期、大学進学時に赤字が大きくなり、教育費が捻出出来ない可能性が見えてくる事も少なくありません。
教育費を十分に準備するのが難しいのであれば、対策を考えなければなりません。
そのような時に頼りになるのが「奨学金」です。
日本学生支援機構「平成26年度学生生活調査結果」によれば、大学生の51.3%が奨学金を利用しています。つまり、2人に1人が利用していると言えるでしょう。
奨学金は入学後に支給が開始するので、入学準備金や入学金についての準備が無ければ、国の「教育ローン」などが利用出来ます。
教育ローンと奨学金を利用した場合
例えば、入学時に教育ローンを100万円、返済期間10年で借りた場合を例にしましょう。
教育ローンは入学後の翌月または翌々月から毎月返済が開始となります。この場合、毎月の返済額は9,200円(119回払い)となります。 ※「日本政策金融公庫」参照
また奨学金を月8万円(第二種利息付年0.16%、返済期間20年)利用した場合、卒業後7ヶ月後から返済開始となります。
この場合の毎月の返済額は 16,270円(240回払い)となります。 ※「独立行政法人日本学生支援機構」参照
卒業後の6年間は、教育ローンと奨学金の返済が重なり、23歳~29歳の間の返済額は合計25,470円となります。
返済プランをよく考えましょう
奨学金は住宅ローンなどと違い、借りる人の返済能力に関する審査が無いので、ついつい多く借りてしまいがちです。
上記の例ですと、完済は43歳になります。その間に結婚して子供を育てながら毎月返済していくとしたら、それは簡単なことではないでしょう。
実は今、この奨学金を返済出来ずに破産申告をする方が増加し、過去5年で延べ15,000人にものぼることをご存知でしょうか?
主な理由には大学を出たが非正規雇用の仕事にしか就けなかったことや、その後の収入の減少などが多いようです。また、奨学金の貸与および給付を行う日本学生支援機構(JASSO)が回収を強化したことによる影響も大きいようです。
もし返済が立ち行かなくなり自己破産申請を行うと、借りる際に連帯保証人となった親族の方が返済を求められるようになります。場合によっては親族の方も返済出来ずに自己破産の連鎖を起こしてしまうケースまであり、新聞やワイドショーで取り上げられることもありました。
このような事にならないためにも借りる場合も計画的な利用や、今から将来に向けた準備をしっかりと行っておくことで、将来のお子様やご自身のためになるのではないかと思います。
≪平和堂ほけん あるプラス≫では教育費の積立てはもちろん、将来のことをトータル的に考えるライフプランニングを無料でご案内させて頂いております。
保険やお金に関するどんな些細なご相談でも承っておりますので、お気軽にご来店下さい。
あなたらしい素敵な活き方を応援します♪
≪平和堂ほけん あるプラス≫アル・プラザ香里園 豊田(とよだ)
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