住宅ローンの団信の選び方
2018年12月18日現在、住宅ローンの団信はたくさん種類がありますが、皆さんはどのようにして選ばれますか?
かつては、亡くなったときに限り住宅ローンの残高を0円にするものだけでした。
しかし現在では、がん・三大疾病・八大疾病・就業不能になったとき、身体障害2級以上の傷害に該当し身体障害者手帳の交付を受けたとき等、さまざまな種類があります。
さらに、配偶者が女性特有のがんと診断されたとき、病気やケガで入院したときに給付金が出るものまであります。
選択は慎重に
ところが上記のような病気になってしまった時、すぐに残高が0円になるわけではありません。
例えばがん(悪性新生物)の場合、病院で診断確定されてから残高が0円になるものが主流となっています。悪性新生物に限っているため、上皮内がん(上皮内新生物)は対象外です。
次に、心疾患、脳血管疾患についてです。
これについては、「急性心筋梗塞」「脳卒中」に限られていることが多いです。さらに、「所定の状態が60日以上継続した場合」という文言が含まれていることも。
つまり、数週間入院しただけでは住宅ローン残高が0円になるわけではないということです。手術を受けることが要件に含まれる場合もあるため、各金融機関の団信を比較する必要はあると思われます。
続いて、八大疾病の保障についてです。
「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」については上記の通りです。その他の病気は「高血圧症」「糖尿病」「慢性腎不全」「肝硬変」「慢性膵炎」と呼ばれるものです。これらについても、数週間入院しただけでは住宅ローン残高が0円になるわけではありません。各社で要件は異なりますが、入院や在宅療養で1年間まったく仕事に従事できない状態が続いたときに住宅ローン残高が0円になることが多いようです。
こうした団信については、申し込みの際に選択することができます。死亡保障だけでも申込できますし、がん保障が含まれているものもあります。もちろん、保障範囲が広くなればなるほど、団信の保険料は高くなります。必然的に住宅ローンの返済額が増えることになるため、返済が可能であるかどうかしっかりと見極める必要があります。
≪平和堂ほけん あるプラス≫では、住宅ローンの選び方についても相談を承っております。
現在ご加入中の生命保険の内容とのバランス、返済金額とのバランスなどお客様にとって最適な方法をご案内いたしますので、ぜひご利用くださいね。
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